2025.7.24 Mongabay:インドネシアのパーム油会社、1800万ドルの汚染賠償判決獲得に貢献した専門家を提訴
環境専門家のバンバン・ヘロ・サハルジョ氏とバスキ・ワシス氏の証言によって、ボルネオ島中部カリマンタン州で発生した大規模火災の汚染者、パーム油会社カリマンタン・レスタリ・マンディリ(KLM)は有罪に追い込まれたが、バンバン氏らはそのKLMから訴えられている。裁判所は、バンバン氏とバスキ氏が行った評価に基づき、火災の責任はKLMにあると認定し、同社に550万ドルの罰金と1290万ドルの環境修復費用の支払いを命じた。7年を経て、KLMはバンバン氏とバスキ氏を相手取り民事訴訟を起こした。活動家らはこのKLMによる訴訟を、企業や政府が批判者を脅...
2025.7.30 Mongabay:インドネシアがパーム油から森林を取り戻すなか、小規模農家らは取り締まりの標的となっている
1月に発布された規制に基づき、プラボウォ大統領は、アブラヤシ栽培や採掘など森林地での違法行為を取り締まるための特別チームを編成した。違法なパーム油農園だけでも、合計337万ヘクタールの森林を占有している。特別チームは2025年2月の発足以来、...
2025.8.22 Mongabay:インドネシアのアチェ州で森林破壊のないパーム油を求める運動に世界的ブランドが参加
ネスレ、ペプシコ、ユニリーバなどの主要ブランドは、インドネシアのアチェ州における森林破壊のないパーム油に向けた新たなロードマップに沿うため、「アチェ持続可能なパーム油ワーキンググループ」を発足させた。スマトラ島にあるアチェ州は、ルセール生態系をはじめとする重要な生息地を有するが、2020年以降、約42,000ヘクタールの森林を失い、その多くはアブラヤシ農園の拡大が原因である。この取り組みは、小規模農家の人々の生計向上、保護価値の高い森林の保護、EU森林破壊規則(EUDR)など、新たな国際ルールへの生産者の対応支援を目的としている。計画...
2025.8.21 Mongabay:インドネシアの遊休地問題
インドネシアは、熱帯林破壊の世界的潮流に逆行している。2024年には、多くの熱帯地域で森林消失率が過去最高を記録したのに対し、インドネシアの森林消失率は前年比で14%減少した。しかし、一見成功しているように見えるこの結果の背後には、不都合な真実が隠されている。モンガベイのハンス・ニコラス・ジョン氏の報告によれば、記録された森林消失のほぼ半分については、明確な原因を特定できないという。森林変化を監視する技術コンサルタント会社TheTreeMapによると、2024年に失われた原生林の要因は、伐採が18%、産業用パーム油が13%、パルプ材プ...
2025.4.15 Mongabay:インドネシアの贈収賄スキャンダルで、パーム油大手の汚職を無罪放免した裁判官が起訴される
注目を集めた汚職事件でパーム油大手のペルマタ・ヒジャウ、ウィルマー、ムシム・マスに有利な判決を下すために賄賂を受け取ったとして、インドネシアの裁判官4人(アリフ氏、アガム氏、アリ氏、書記官ワユヒ氏)と弁護士2人が、4月13日に起訴された。検察は、これらの企業が仲介者の弁護士を通じて最大357万ドル(600億ルピア)を裁判官に流用し、総額10億ドルを超える罰金を回避したと主張している。これら3社は、全国で食用油が深刻な不足に陥っていた2022年に、許可された量を超えてパーム原油(CPO)を輸出したとして、汚職容疑で裁判にかけられていた。...
2025.4.29 Mongabay:パーム油会社がボルネオの森林を伐採、オランウータンの生息地が危機に瀕している
ファースト・ボルネオ・グループ傘下のインドネシアのパーム油会社エクアトール・スンベル・レゼキ(ESR)は、西カリマンタン州の絶滅危惧種、オランウータンの生息地で伐採を開始し、保護価値の高い(HCV)森林とオランウータンの生存を脅かしている。自然保護論者は、ESR社が大規模な伐採を計画しており、最大1万ヘクタールの森林が失われるリスクがあると警告している。環境NGOサティア・ブミのアンディ・ムッタキエン代表は、政府がなぜESR社のコンセッションを非森林地域に指定したのか、つまり自然林が存在するにもかかわらず商業開発を許可する地域として指...
2025.5.23 Mongabay:分析によると、コミュニティベースのバイオ燃料はパーム油に代わる「賢明な」選択肢になる(インドネシア)
インドネシアの現在のバイオ燃料戦略は、バイオディーゼル規制B40および近々導入されるB50を満たすためにアブラヤシ農園の拡大に大きく依存しており、環境および社会に最大47億2000万ドルの損害をもたらす可能性があると、環境NGOマダニ・ベルケランジュタンの新たな分析が警告している。インドネシアでは、今年1月より、ガソリンスタンドで販売されるすべての軽油に、パーム油由来のバイオディーゼルを40パーセント配合すること(B40)が義務付けられている。政府は来年、この比率をB50に引き上げる計画で、これは世界で最も野心的なバイオディーゼル移行...
2025.5.15 Mongabay:ボルネオのプロジェクトは、森林とアブラヤシが共存できることを証明しようとしている
サバで活動するNGOのHutan(ウータン)と、フランス農業開発研究国際協力センター(CIRAD)そしてマレーシア・プトラ大学が共同で運営している研究プロジェクト「TRAILS」は、マレーシアのボルネオ島で、パーム油の収穫量を大幅に減らすことなく、在来種の樹木をアブラヤシ農園に植えることができるかどうか、実験を行っている。ウータンは、10年前には既にメランキン・アブラヤシ農園(MOPP)と協力し、川沿いの緩衝地帯に沿って1キロメートルの野生生物回廊の森林再生に取り組んでいた。このパートナーシップにより、MOPPはアグロフォレストリーを...
2025.2.11 ijnet:マレーシアのパーム油農園における森林破壊と汚職の要因を暴く(報告書)
マレーシアの国営パーム油農園における、非持続可能な伐採に関する通報を受け、熱帯雨林調査ネットワーク(RIN)の元スタッフであるロー・チュアン氏は1年間にわたる調査を開始し、報告書「農園の失敗、環境への影響、そして地元銀行からの多重融資」を発表した。「調査はマレーシアにおける森林管理の構造的な弱点を露呈させている」とチュアン氏は述べた。「地域のパーム油業界が様々な環境保全への取り組みを行ってきたにもかかわらず、今回の事例は、政府による不十分な執行と監督、そして政府内の各省庁間の一貫性の欠如が、悪質な業者が処罰を免れて活動することを可能に...
2025.6.19 NNAAsia:パーム原油輸出汚職、大手から1千億円押収
インドネシアの最高検察庁は17日、パーム原油(CPO)とその派生製品の輸出許可付与を巡る2022年の汚職事件に関して、シンガポールの農園大手ウィルマー・グループ傘下の5社から、総額11兆8,804億ルピア(約1,057億円)の資金を押収したと明らかにした。コンタン(電子版)などが同日伝えた。最高検察庁のスティクノ特別犯罪捜査課長によると、国家に与えた損失額として、◇ウィルマー・グループ傘下のムルティマス・ナバティ・アサハンが3兆9,970億ルピア◇ムルティ・ナバティ・スラウェシが397億ルピア、シナール・アラム・プルマイが4,840億...