RSPO、2024年に新たなパーム油追跡システムを開始

2023.11.21 Reuters 持続可能なパーム油円卓会議(RSPO)は、認証を超えた持続可能性の証明を求める世界中のバイヤーの要求に応え、商品の原産地と環境認証を追跡するための新しいシステムを開発中であると発表した。RSPOは今年10月に、植物油サプライチェーンに関するより多くの情報を提供する新しいシステムを開発するために、アグリデンス、CIED、オーストラリアのNGISで構成されるアグリテック企業のコンソーシアムを任命したと述べている。...

持続可能なパーム油生産を目指すサバ州を後押しするグループ認証(マレーシア)

2023.9.19 Mongabay 2015年、マレーシア・サバ州政府は、2025年までに同州のパーム油の持続可能性認証(RSPO認証)取得を100%達成すると約束し、このような持続可能なパーム油の管轄認証アプローチ(JCSPO)を試験的に導入する世界初の地域となった。しかしその期限が近づくにつれ、小規模農家による認定取得が大きな課題であることが判明した。...

認証パーム油で「採用・雇用」の新基準義務化へ

サステナブル・ブランド ジャパン – 2018/10/03 「持続可能なパーム油のための円卓会議」(RSPO)の新たな原則と基準(P&C)が11月に策定される。東京で2日開かれた「パーム油グリーン購入研究会」で、労働・人権問題に取り組む国際NGO・VERITEのダリル・デルガド氏が語ったところによると、「採用・雇用」のプロセスにもデューデリジェンスが義務付けされる予定だ。このプロセスが正式に採用されると、日本企業のパーム油調達に今後大きな影響がでてくるとみられる。(オルタナ編集部=吉田広子)...

持続可能なパーム油に危機?ネスレが浮き彫りにした認証制度の欠陥

swissinfo – 2018-08-08 インスタント食品やスナック菓子などに使われるパーム油。原料となるアブラヤシの採取が熱帯雨林の破壊に繋がるのを防ぐため、環境に配慮したパーム油の利用と促進に取り組む組織「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」が認証制度を設けている。だが今年に入ってRSPOとスイスの食品大手ネスレの間で起きたいざこざは、この認証制度にヒビが入っていることを浮き彫りにした。...