PKS価格が高騰、パーム生産縮小でPKS供給減(インドネシア)

パームエナジーニュース パーム椰子殻(PKS)価格が高騰している。インドネシア政府が4月下旬から5月下旬にかけて食用パーム油とその派生品の輸出を規制したため、パーム油企業が輸出できず、パーム油の生産規模が縮小した。そのため、パーム油の生産における副産物であるPKSの生産量も減少したという。インドネシアのパーム油輸出企業によると「PKSの供給に対して需要が多すぎる事態になり、PKSが不足している」と語る。...

タマヌはバイオ燃料の原料、パーム油の代替になるか(インドネシア)

Mongabay 2022.2.9 インドネシアの政府機関研究者らは、タマヌ(Calophyllum inophyllum)という植物から抽出された油が、バイオ燃料としてのパーム油の代替になる可能性があると考えている。研究者らによると、この樹種は火災跡地、鉱山跡地、泥炭湿地で成長することが可能だという。タマヌは熱帯アジア原産で、抽出される油は何世紀にもわたり、傷口に塗る軟膏などとして使われてきた。...