2026.5.27 Mongabay:抜け穴がパーム油業界の森林破壊防止の誓約を損なう

パーム油業界が森林破壊、熱帯泥炭地の開墾、搾取的な慣行を行わないという誓約(NDPE)を受け入れてから10年以上が経過し、現在ではその目的のための政策が世界のパーム油貿易の大部分を網羅している。主要な貿易業者、精製業者、消費財ブランドは、森林破壊に関連するパーム油をサプライチェーンから排除すると誓約している。しかし、パーム油に関連した森林破壊は依然として続いており、特に世界最大のパーム油生産国であるインドネシアで顕著である。森林破壊が続いているのは、NGOによると、問題の性質が変化したからだという。森林減少が頻繁に発生しているのは、大...

2026.6.3 Eleminist:パーム油農園を野生生物が戻る「緑の回廊」に ボルネオ島の新たな保全モデル(マレーシア)

ボルネオ島で、パーム油の原料となるアブラヤシの大規模農園(プランテーション)を野生動物の移動経路として再生し、さらにエコツーリズムにも活用する新たな保全モデルが進んでいる。中心となっているのはボルネオ島で熱帯雨林保護に取り組むNGO「1StopBorneo...

2026.4.1 Mongabay:原油価格の高騰を受け、インドネシアに対し化石燃料からの脱却を求める声が強まる

米国とイスラエルによるイランへの戦争の影響は、インドネシアにとって即座に現れた。インドネシアは石油の輸入への依存度が高い。今回の危機によって、化石燃料への回帰が再び促されている。アイルランガ・ハルタルト経済調整相は、世界的な市場の混乱によって引き起こされた価格高騰を受け、石炭生産割当量を増やす計画を発表した。政府はまた、輸入燃料への依存度を減らすため、バイオエネルギーにも力を入れている。インドネシアは近年、バイオディーゼル燃料プログラムを拡大し、ディーゼル燃料にパーム油を40%混合することを義務付けている(B40と呼ばれる)。政府は当...

2026.5.18 朝日新聞:花王vs物言う株主 ESGの優等生が問われた「見えない油」の暗部

花王株の12.5%を握るオアシスは株主提案で、花王の取引先である複数のパーム油や紙・パルプ業者について、森林破壊や人権侵害への関与が疑われるとして調査を求めた。「企業価値にダメージを与えかねず、グリーンウォッシュ(見せかけの環境配慮)の懸念がある」(セス・フィッシャー最高投資責任者)と主張していた。この総会は大株主のオアシスの請求により招集され、補足説明を求められたオアシス幹部は「ESGと供給網の問題は花王の企業価値に重大な影響を及ぼす」と迫った。花王側は株主提案には反論しながらも、インドネシアのパーム油供給業者など一部のサプライヤー...

2026.5.20 日本経済新聞:インドネシア、パーム油と石炭輸出を国が管理 競争力確保へ統制強化

インドネシア政府は20日、パーム油や石炭などの資源輸出業務を国営企業に集約すると表明した。9月から新制度に本格的に移行する。価格などで国家統制を強めて外貨収入を増やすもくろみだ。新たな制度では、政府系ファンドのダヤ・アナガタ・ヌサンタラ(ダナンタラ)が新設する会社などに輸出業務を一本化する。詳しくはこちら(一部会員限定記事)https://x.gd/87mVp...

2026.2.25 Mongabay:パプア州の森林をパーム油栽培のために区画変更することに先住民コミュニティが反対

インドネシア最東端のパプア州の先住民コミュニティは、政府が大規模なアブラヤシ農園を含む、食料農園計画を拡大する目的で、不正なゾーニング変更を行ったと非難している。先住民代表は、南パプア州の48万ヘクタールの森林を非森林地として再分類する林業省の2つの省令に対し、正式な異議申し立てを行った。この新たな分類により、これらの森林はアブラヤシ農園のために伐採されることが可能になった。地域住民らは、これらの省令は自分たちに相談することなく発布されたものであり、彼らが長年慣習林として提案してきた地域と重複していると主張している。彼らは、このプロセ...