RSPO、2024年に新たなパーム油追跡システムを開始

2023.11.21 Reuters 持続可能なパーム油円卓会議(RSPO)は、認証を超えた持続可能性の証明を求める世界中のバイヤーの要求に応え、商品の原産地と環境認証を追跡するための新しいシステムを開発中であると発表した。RSPOは今年10月に、植物油サプライチェーンに関するより多くの情報を提供する新しいシステムを開発するために、アグリデンス、CIED、オーストラリアのNGISで構成されるアグリテック企業のコンソーシアムを任命したと述べている。...

判決はパプアの森をパーム油のためのさらなる皆伐から救う

2023.9.11 Mongabay ジャカルタ国家行政裁判所は9月9日、南パプア州にあるタナメラアブラヤシ農園の巨大プロジェクトで操業するプランテーション企業2社、メガカルヤ・ジャヤ・ラヤ(MJR)社とカルティカ・シプタ・プラタマ(KCP)社が起こした訴訟を棄却した。 この2社はイエメンに本拠地を置くヘイセル・サイード・アナムコングロマリット傘下のパシフィック・インターリンクと関係がある。判決は、コンセッション内での皆伐を中止し、残された森林を保全するよう企業に求めている。...

持続可能なパーム油生産を目指すサバ州を後押しするグループ認証(マレーシア)

2023.9.19 Mongabay 2015年、マレーシア・サバ州政府は、2025年までに同州のパーム油の持続可能性認証(RSPO認証)取得を100%達成すると約束し、このような持続可能なパーム油の管轄認証アプローチ(JCSPO)を試験的に導入する世界初の地域となった。しかしその期限が近づくにつれ、小規模農家による認定取得が大きな課題であることが判明した。...

あらたな農民財団が、森林破壊ゼロ産品を支援(インドネシア)

2023.8.9 – Mongabay インドネシアのパーム油農民組合であるSPKSは、全国の農家が森林を保護し、持続可能な製品を世界市場に販売できるよう支援するための新しい財団、Farmers For Forest Protection Foundation (4F) を設立した。設立の背景には、森林破壊をせず持続可能なインドネシア製品に対する需要の高まりがある。たとえば、欧州連合は近年、森林が破壊されたり違法に採取された場所からのゴムやパーム油などの産品の取引を禁止する規則を採択している。...