6/14(水)【セミナー】アブラヤシ・プランテーションの未来:大企業 vs 小農ー持続可能性と社会正義の視点から

6/14開催セミナーアブラヤシ・プランテーションの未来:大企業 vs 小農ー持続可能性と社会正義の視点から インドネシアのアブラヤシ産業は、巨大なプランテーション企業が全農地の約3分の1を占めています。プランテーションが設置された村では、土地利用、生態系、経済、社会など、生活のあらゆる側面が変容しています。 本講演では、カリマンタンでの現地調査に取り組むリー教授をお迎えし、村人が「企業の占領下」で生活することを強いられることで生じる力の不均衡と、農民が自分たちの土地で独立してアブラヤシを栽培する代替シナリオについてお聞きします。...

パーム油企業がインドネシアの法律を無視し、法律から逃れられるのはなぜか?

2023年3月29日 − Mongabay トロント大学の人類学者リー氏らが明らかにしたのは、プランテーション・ゾーン(アブラヤシ農園に組み込まれたインドネシアの広大な農村地域)を支配している企業は、法律を日常的に無視しているということである。企業は、村人と労働者を保護するための多くの法律を無視している。インドネシアは環境と人権に関連する多くの条約に署名しているが、企業はこれらにも違反している。...

8/30(火) ウェビナー「木質ペレット生産の森林生態系への影響ー米国南東部の事例からー」

https://www.gef.or.jp/news/info/semnar_pelletandforest/ 米国南東部は、広大な米国の中でも最も豊かな森林を有する地域といわれています。ノースカロライナ州では、広葉樹と針葉樹の混交林や海岸沿いの湿地林が広がり、ブラックベア、ボブキャット、コヨーテなどの生息地にもなっています。...

6/3(金) 【連続セミナー】第1回「森林火災と地球温暖化―燃える森から地球の未来を守れるか」

近年、世界各地で大規模な森林火災が多発しています。2019年から20年にかけて、オーストラリアで日本の国土の半分に相当する面積が焼失したのをはじめ、ブラジルのアマゾン、インドネシア、ロシア、北米、アフリカなどで発生した森林火災は未曾有の規模となり、森林だけでなく農産物、気候、大気そして地域住民の生活と生物多様性への大きな影響が懸念されています。 森林火災の背景には地球温暖化による乾燥・干ばつがあるといわれ、一方では森林火災により熱帯や北極圏の泥炭地が燃えることで、森林が温室効果ガスの巨大な排出源となることも懸念されています。...