核兵器製造、パーム油、たばこ関連への投融資禁止 日本生命がESG対応で基準を改定・強化

2023.8.22 – SUSTENABLE BRAND 日本生命はESG投融資の手法を高度化、対象基準などを改定した。投融資先企業のESGに関するレーティング(格付け)内容を明確化、評価の高い企業を投資対象として選定する「ポジティブ・スクリーニング」を全資産に適用するとともに、該当企業を投資対象から外す「ネガティブ・スクリーニング」を拡大。生物多様性と人権、健康の観点から、パーム油関連企業とたばこ関連企業への投融資禁止を打ち出した。...

国際認証に抜け穴、グローバル企業が「違法パーム油」調達から抜け出せない理由

Yahoo ニュース レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)はこのほど、インドネシア の森林保護区を開拓して違法に取られたパーム油が、サプライチェーンを通してグ ローバル企業に流れているという報告書を発表した。日清食品、ネスレ、ユニリー バなど、いずれもRSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟している企 業だ。それでも違法パーム油を調達してしまうのは、農園までのトレーサビリティ が不十分などの問題がある。 RANは2022年5月、スマトラ島にある国の保護区「ラワ・シンキル野生動物保護区」...

パーム油企業、法的トラブルで窮地に陥るなか森林開発再開(インドネシア)

Mongabay パーム油企業のセメラン・アバディ社(以下、CA社)が、トラやオランウータン、サイ、ゾウが共存する地球上で唯一の場所であるルーサーエコシステム(インドネシア・スマトラ)内の自社コンセッションで森林の皆伐を再開した。国際NGOレインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)による衛星画像分析から、2021年9月から2022年2月にかけてCA社が309ヘクタールの二次林(若齢林含む)を皆伐したことが分かった。...

ユニリーバ、SAPのグリーントークン実証導入。パーム油トレーサビリティ

Sustainable Japan  2022.3.22 ユニリーバは3月20日、パーム油サプライチェーンのトレーサビリティと透明性を確保するブロックチェーン技術「グリーントークン」を実証導入すると発表した。 ユニリーバは今回、パーム油の複雑なサプライチェーンをほぼリアルタイムで追跡、検証、報告が可能になったと説明。 原文はこちら(日本語、一部有料記事)...