8月3日(木)【勉強会】パーム油と人権ー生産現場で起きていることー

企業の海外進出にともない、進出先の生産拠点では、労働者や地域住民に対する深刻な人権侵害や環境汚染が見られる地域が少なくありません。日本がアジアで展開するビジネスは、アパレル、スポーツ、食糧、木材等、多岐にわたります。HRNはこれまで、日本企業の取引先の労働者の人権や環境が守られるよう、アジアの開発途上国を中心に調査・提言を続けてきました。...

FSCがインドネシアでパーム油事業を行うコリンドーを調査

2017/06/07 Mongabay コリンドーグループ(韓国複合企業)が2013年からインドネシアのパプア州と北マルク州で3万ヘクタールもの森林をパーム油生産のために伐採したこと対し、マイティ―・アース(Mighty Earth)というNGOがFSCに苦情を申し立て、FSCはこれを受け入れた。 認証機関はFSCと組織連合との方針において、企業が直接的又は間接的に対処出来ない数多くの「受け入れがたい森林関連活動」を挙げている。...

ノルウェー政府がバイオ燃料としてのパーム油調達を禁止に

2017/06/13 Mongabay ノルウェー政府はバイオ燃料に基づくパーム油の利用と調達を禁止すると表明した。 パーム油産業の成長は森林伐採や二酸化炭素排出のような環境破壊への大きな要因として非難されており、報告書ではパーム油で作られたバイオ燃料は化石燃料よりも気候変動を悪化させると述べている。 ノルウェー政府はこれを踏まえ、政府調達によるパーム油をバイオ燃料として利用することを禁止する。...

農作物サプライチェーンの環境社会リスクを知る新しい投資家向けガイド

2017/06/28 Mongabay 近年、牛肉やパーム油、大豆が精査される中、米国のNGO、Ceresが「エンゲージ チェーン」という投資家向けの新しいガイドを発表した。環境社会的影響をカバーしたもので、牛肉、とうもろこし、乳製品、繊維素材包装、パーム油、大豆、さとうきび、小麦が含まれる。このガイドではポートフォリオのリスク・レベルをどのように評価するかについての投資家への指針を提供しており、環境や社会への影響が企業に及ぼす可能性のある脅威についての例も示している。...