ニュース一覧

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アブラヤシ農園は森林破壊に加え、洪水と水質汚染のリスクももたらす

2024.5.21 - Mongabay インドネシア領パプアのカイス村に住むカイ族の生活は、数社の企業がアブラヤシ農園のために森林伐採を開始、2021年時点で約1万ヘクタールを伐採したことにより、劇的な変化が起こった。ブライアンタマ氏(現:世界資源研究所インドネシア支部GISアナリスト)によると、2022年の時点で「村人たちは洪水や水質悪化などの影響を感じ始めていた」という。...

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大企業 VS 小規模農家 インドネシアのオイルパーム産業の持続性と社会正義

※この文章は、2023年6月14日に開催されたタニア・リー氏の講演内容を要約したものです。同氏のプロフィールと著書の紹介は文末に記載しております。 今日はアブラヤシの栽培について「大企業プランテーション」と「小規模農家」を比較して話をします。形態の異なる二つの栽培主体は、持続可能性や社会正義に対して持つ意味が大きく異なります。このテーマは、私がインドネシアの西カリマンタン州で行った経済人類学の研究が始まりです。この研究はインドネシア、ガジャマダ大学のセメディ教授と共同で行い、「プランテーション・ライフ」いう本にまとめました。...

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【動画】パルマンの物語 アブラヤシ農園で働くということ

インドネシアやマレーシアのアブラヤシ農園で起きている労働者の人権侵害について、日本の方々にもこの現実を知ってもらうため、「ワヤン」というインドネシアの伝統芸能である影絵で表現しました。 このお話は、インドネシアのスラウェシ島からマレーシアのアブラヤシ農園に2000年ごろに出稼ぎに行った男性が経験した事実に脚色を加えたストーリーです。固有名詞はすべて仮の名前を使用しています。   https://www.youtube.com/watch?v=DNtyhOyiEB4  ...

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インドネシア、森林で操業するパーム油企業に罰金を科すことを約束

2023.12.27 Climate Home News インドネシアは金曜日、森林地帯内で操業しているパーム油企業に対し、総額4兆8,000億ルピア(3億1,010万ドル)の罰金を科すと発表した。海洋・投資省のFirman Hidayat氏は記者団に対し、既に4,750億ルピア(3,070万ドル)以上の罰金が科されたことを明らかにしたが、それ以上の詳細は話さず、罰金が科された企業名も明らかにしなかった。しかし、専門家や活動家は、罰金が実際に支払われたかどうかを確認するのは困難であり、罰金のレベルは「極小」であると述べた。...

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