持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)は9月、会員でサムスン物産傘下のパーム油農園であるイネクダ社が、タラン・パリット・コミュニティから「自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意(FPIC)」を得ていなかったと発表した。RSPOはまた、イネクダ社が相互の合意に基づく苦情処理の仕組みを求める基準に違反していると判断した。
タラン・パリット・コミュニティの代理人を務めるAsM法律事務所の先住民弁護士アンディコ氏は、同族とイネクダ社の間の紛争は1990年代初頭から続いていると述べた。アンディゴ氏は、RSPOの決定はタラン・パリット・コミュニティだけでなく、同地の他の先住民グループにも希望を与えるものだと述べている。
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https://news.mongabay.com/short-article/2024/10/rspo-rules-samsung-palm-oil-subsidiary-violated-indigenous-rights-in-sumatra/