国際認証に抜け穴、グローバル企業が「違法パーム油」調達から抜け出せない理由
Yahoo ニュース レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)はこのほど、インドネシア の森林保護区を開拓して違法に取られたパーム油が、サプライチェーンを通してグ ローバル企業に流れているという報告書を発表した。日清食品、ネスレ、ユニリー バなど、いずれもRSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟している企 業だ。それでも違法パーム油を調達してしまうのは、農園までのトレーサビリティ が不十分などの問題がある。 RANは2022年5月、スマトラ島にある国の保護区「ラワ・シンキル野生動物保護区」...
重い罰金を科された企業、コミュニティにアブラヤシ戦争を始めたとして非難される(ブラジル)
Mongabay ブラジルのアブラヤシ生産のほとんどを占めているブラジル北部・パラ州で、先住 民族・伝統的コミュニティとパーム油企業のあいだの土地紛争による暴力はここ数 か月、激化している。9月24日、コミュニティリーダーらは、パラ州アカラで発生 した銃撃により、非先住者1名死亡、トゥリワラ先住民族2名と非先住者1名の負 傷を報告した。 負傷した先住民はトメアスおよびアカラの中間に位置する、コミュニティに属しこ の土地について、トュリワラ族・テンベ族は先祖代々受け継いできた土地だと主張 している。...
PKS価格が高騰、パーム生産縮小でPKS供給減(インドネシア)
パームエナジーニュース パーム椰子殻(PKS)価格が高騰している。インドネシア政府が4月下旬から5月下旬にかけて食用パーム油とその派生品の輸出を規制したため、パーム油企業が輸出できず、パーム油の生産規模が縮小した。そのため、パーム油の生産における副産物であるPKSの生産量も減少したという。インドネシアのパーム油輸出企業によると「PKSの供給に対して需要が多すぎる事態になり、PKSが不足している」と語る。...
パーム油企業、法的トラブルで窮地に陥るなか森林開発再開(インドネシア)
Mongabay パーム油企業のセメラン・アバディ社(以下、CA社)が、トラやオランウータン、サイ、ゾウが共存する地球上で唯一の場所であるルーサーエコシステム(インドネシア・スマトラ)内の自社コンセッションで森林の皆伐を再開した。国際NGOレインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)による衛星画像分析から、2021年9月から2022年2月にかけてCA社が309ヘクタールの二次林(若齢林含む)を皆伐したことが分かった。...
パーム油企業、許可証なく皆伐(インドネシア)
Mongabay パーム油会社ペルマタ・ヌサ・マンディリ社(以下PNM社)が、パプア州ジャヤプラ県にて皆伐を開始した。 この皆伐は、インドネシアの環境森林省が今年1月に、開発が行われていないことを理由に(森林開発)許可取り消しの対象となる100社以上を公表した直後に始まった。PNM社もこの100社に含まれていた。...
プランテーションに囲まれた先住民コミュニティの今(インドネシア)
Mongabay インドネシア・スマトラ、タラン・ドゥリアン・カカル村住民は、アブラヤシ農園に挟まれたコリドーを通って慣習林にアクセスしている。インドラジリ・ヒリル地区の彼らの聖なる森であるペニャブンガン慣習林は、何世代も引き継がれてきたが、今や2ヘクタールに過ぎない。この地区では、2001~2022年のあいだに原生林の半分以上がアブラヤシやアカシア植林のコンセッションの拡大により失われた。現在は村人も、生活必需品を市場で入手することが増え、自らアブラヤシを栽培している。...
8/30(火) ウェビナー「木質ペレット生産の森林生態系への影響ー米国南東部の事例からー」
https://www.gef.or.jp/news/info/semnar_pelletandforest/ 米国南東部は、広大な米国の中でも最も豊かな森林を有する地域といわれています。ノースカロライナ州では、広葉樹と針葉樹の混交林や海岸沿いの湿地林が広がり、ブラックベア、ボブキャット、コヨーテなどの生息地にもなっています。...
パームオイル監査は、「極めて汚い」産業をクリーンにするチャンス(インドネシア)
Mongabay インドネシア政府は、食用油の不足と価格高騰への対応として、国内のすべてのパ ームオイル企業を監査する。この危機の原因は、パームオイル産業が少数の大企業 に支配されているためだと、専門家らは指摘している。 国内の食用油不足を解消するために導入したパームオイル輸出禁止令を解除した後 も、価格低下や供給緩和が実現しないことから、業界内でのカルテルが指摘されて いると、政府関係者は述べている。この種の監査は初めてであり、パームオイル企 業の許可・生産・コンセッションの規模を含むすべての側面を精査することになる...
東南アジア市場、パーム油逼迫で混乱 人手不足や値上がり続く
日本食糧新聞 ロシアによるウクライナ侵攻が大きな引き金となったパーム油の需給逼迫が、東南 アジア市場に深刻な影響を与えている。 世界最大の生産国で輸出国のインドネシアが一時、輸出の大幅な禁止を行ったこと から国際市場が混乱。生産量2位のマレーシアでは好機に乗じて増産につなげよう と試みたものの、新型コロナを原因とした人手不足が露呈し、有効な対策を打ち出 せていない。 軍支配の続くミャンマーの市場では、国民生活に欠かせないパーム油が軍政の定め た標準価格の4割増しで販売されるなど家計を圧迫している。タイでも想定を超え...
アブラヤシのための泥炭湿地排水は不必要(研究)
Mongabay パーム油業界では、泥炭地での収量を維持するには泥炭地の排水が必要であると長 年にわたり信じられてきた。しかし、インドネシアで行われたあらたな研究で、水 を回復させて栽培したオイルパームは、排水した泥炭地のそれと比べて、果実の収 量が減少していないことが明らかになった。むしろ、泥炭地の再湿地化は、小農の 財産、プランテーション、健康に悪影響を与える火災のリスクを減らすという効果 がある。 原文はこちら(英語)...