ニュース一覧

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パーム油の輸入業者は、EUの新しい森林破壊規制におけるデュー・ディリジェンス要件に対する準備ができていない

2023.3.23 − feednavigator 新たなレポートによると、パーム油の輸入業者が望む現状と、トレーサビリティに対するデュー・デリジェンスへの要望の間には大きな溝があることが指摘された。多くの輸入業者は、プランテーションまでの完全なトレーサビリティを持っていないか、2030年目標を考慮していない。...

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EUの反パーム油政策との闘い

2023年2月9日 − The STAR 世界第2位のパーム油生産国マレーシアは、パーム油の市場参入を阻むEUの政策に対抗するため、さまざまな貿易制限を検討している。マレーシアは、インドネシアと対応を調整する予定である。ファディラマレーシア副首相兼プランテーション・コモディティ相によると、ヨーロッパとの貿易を減速させ、ヨーロッパからの輸入を見直すなどの方策が検討されている。...

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インドネシアの小規模農家にとって、EUの森林伐採規則は脅威であると同時にチャンス

2023年1月4日 − Mongabay 欧州連合(EU)と英国で採用されている新しいパーム油規制は、すでに持続可能性の要件を満たすために苦労をしているインドネシアの個別の小規模農家にさらなる圧力をかける可能性がある、と新しい研究が示唆している。小規模農家の支持者たちは、このような農家が森林破壊ゼロのサプライチェーンに参入し、非持続可能な生産の悪循環を回避するためには、より大きな支援が必要であると述べている。...

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HIS=バイオマス子会社を譲渡、パーム油高騰で採算悪化

RIM エイチ・アイ・エスは31日、バイオマス発電子会社のH.I.S.SUPER電力(HSP)を南国殖産系列の九州おひさま発電に譲渡すると発表した。HSPの発電所はパーム油を燃料とするが、ここ最近はパーム油の価格高騰で採算性が悪化。慢性的な赤字体質に陥っており、再建には時間を要するとの判断から譲渡を決めた。譲渡額は非公開。九州おひさま発電は鹿児島県で太陽光発電事業などを手掛けている。 詳しくはこちら...

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花王、パーム油代替原料の新興企業に出資

日経新聞 花王は29日、パーム油代替原料の生産・販売を目指す米新興企業に創立メンバーと して出資したと発表した。出資額や企業名は非公表。 同新興企業には、植物由来の素材などを開発する米化学メーカーのジェノマティカ と英ユニリーバも計約170億円出資している。ジェノマティカの技術を活用し、同 新興企業のパーム油代替原料の生産能力拡大などを後押しする。 花王によると、同新興企業が開発する代替原料は、パーム油由来原料に比べて最大 5割の二酸化炭素(CO2)排出量削減を見込めるという。...

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労働者グループ、あらたな裁判で勝利を目指す(インドネシア)

Mongabay 昨年、インドネシア最高裁は、世界最大のパーム油企業の一つであるインドフード 社の子会社ロンドン・スマトラ社(以下、ロンスマ社)に、解雇した労働者らへの 約3万5000ドル相当の退職金の支払いを命じた。 2020年2月、インドネシアの労働団体OPPK等は、メダン労働裁判所にロンスマ社が 労働法に違反しているとして同社に対し6つの訴訟を提起していた。原告らは全員 、ロンサム社と口頭での契約により労働に従事していたが、2016~2017年にかけて...

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