あらたな農民財団が、森林破壊ゼロ産品を支援(インドネシア)

2023.8.9 – Mongabay インドネシアのパーム油農民組合であるSPKSは、全国の農家が森林を保護し、持続可能な製品を世界市場に販売できるよう支援するための新しい財団、Farmers For Forest Protection Foundation (4F) を設立した。設立の背景には、森林破壊をせず持続可能なインドネシア製品に対する需要の高まりがある。たとえば、欧州連合は近年、森林が破壊されたり違法に採取された場所からのゴムやパーム油などの産品の取引を禁止する規則を採択している。...

ナンバー2のインドネシアのパーム油企業が、コミュニティとの紛争で国際的な反発に直面

2023.7.10 – Mongabay インドネシア第二のパーム油生産者、アストラ・アグロ・レスタリ社(AAL)からの購入を停止する世界的な消費財ブランドが増えている(ペプシコ、ロレアル、ハーシーなど現在9社)。この動きは、インドネシア最大の環境NGOであるWALHIとFriends of the Earth USが著した2022年の報告書を受けて行われた。...

インドネシア、違法アブラヤシ農園に対する特別措置導入で「屈服した」と非難される

2023.7.26 – Mongabay 投資担当大臣は6月23日、今年末までにすべての違法農園を合法化すると発表した。 インドネシア政府は、違法農園に対処するには、その数が多く、面積も300万ヘクタール以上に及ぶため、恩赦プログラムという特別措置によって合法化するよりほかに選択肢はないと言っている。 2020年に導入されたこの恩赦プログラムは、違法農園主に3年間の猶予を与え、そのあいだに非森林地での農園造成エリアを正式に設定し直し、罰金を支払って農園の操業再開を許可するというものである。...

パーム油産業を調査したモンガベイ・インドネシアとカオエム・テラパックの新たな著作

2023.5.10 – Mongabay モンガベイ・インドネシアとNGOカオエム・テラパックの新たな著書「繁栄の約束と社会環境への影響の間(仮訳)」は、20カ所のパーム油生産地域を調査した23人のジャーナリストによって書かれた。この本は、インドネシアのパーム油産業における以下の主要な5つのテーマを検討している。...