レインフォレスト・アクション・ネットワーク ー 2021年3月31日

FGVが米国へのパーム油輸出を禁止されてから6ヶ月が経過したが、いまだ強制労働に改善はなく、現場では多くの労働者から問題が指摘されている。

米国の公正労働協会(FLA)は、FGV社の行動計画の進捗状況に関するレポート“Findings on the Progress of FGV’s Action Plan 2020”を発表した。公正労働協会は、FGV社による強制労働を含む労働者の権利や搾取への対応についての進捗状況をモニタリングするために提携している。

今回の公正労働協会の最新情報によると、FGV社による労働条件を改善するための改革は遅々として進んでおらず、また強制労働の事例に対する改善に向けた手順も依然として確立できていないことが明らかとなった。この問題は、6ヶ月前に米国税関国境警備局がFGV社のパーム油に対して違反商品保留命令(Withhold Release Order, WRO)を発令した原因となっている。

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