伐採許可を取り消されたパームオイル企業、依然として森林を皆伐(インドネシア)

Mongabay 2022.2.22 インドネシアのパーム油企業は、今年1月6日に開発許可を取り消されたにもかかわらず、コンセッション内で活発に皆伐を行っている。ペルマタ・ヌサ・マンディリ社は、1月6日に環境省から森林開発許可を取り消された137のパーム油企業のうちの一つだが、この間、50ha以上を伐採した。...

【インドネシア】環境NGOのRAN、パーム油生産PT. ABNが大規模森林破壊を継続と発表

2017/08/04 – Sustainable Japan  国際環境NGOレインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)は7月21日、インドネシアのパーム油生産企業PT. Agra Bumi Niaga(PT. ABN)が熱帯雨林伐採を継続していることを示す報告書「LEUSER WATCH」を発表した。同国アチェ州のルーサー生態系でパーム油生産のために大規模な伐採を行っていることを衛星写真やドローン、実地調査などを通じて突き止めたという。...

World Resources Institute:パーム油のサプライチェーンでの森林破壊の状況を地図ツールで確認可能

パーム油はシャンプーなどの生活洗剤からお菓子にいたるまで、多くの消費財に含まれている原材料だが、その生産のためには多くの犠牲が払われている。とくにパーム油生産の85%以上を担っているインドネシアとマレーシアでプランテーション造園のために森林破壊が行われている。パーム油を調達する企業は、サプライチェーンが複雑なパーム油の製造元を確認することが難しかったが、新しいPALMというリスクツールによりそれが可能になった。...