2026.5.18 朝日新聞:花王vs物言う株主 ESGの優等生が問われた「見えない油」の暗部

花王株の12.5%を握るオアシスは株主提案で、花王の取引先である複数のパーム油や紙・パルプ業者について、森林破壊や人権侵害への関与が疑われるとして調査を求めた。「企業価値にダメージを与えかねず、グリーンウォッシュ(見せかけの環境配慮)の懸念がある」(セス・フィッシャー最高投資責任者)と主張していた。この総会は大株主のオアシスの請求により招集され、補足説明を求められたオアシス幹部は「ESGと供給網の問題は花王の企業価値に重大な影響を及ぼす」と迫った。花王側は株主提案には反論しながらも、インドネシアのパーム油供給業者など一部のサプライヤー...

EU委員会は、サプライチェーンに関して新たに導入される森林破壊防止法の下でのコンプライアンス規則を緩和

2025.4.17 – Seneca 欧州委員会は、環境目標と経済的実現可能性のバランスを取るため、EU森林破壊防止規則(EUDR)の実施に関するガイドラインの改訂版を発行した。これにより、同規則の中核となるESG目標は維持されつつも、企業に課せられるコンプライアンス要件が緩和される。これらの改訂は、競争力と持続可能性を高めるEU全体の取組みと整合しており、長期的なカーボンニュートラル戦略を支えるものとなっている。...

インドネシアのパーム油農家にとって、EUの森林破壊防止規則はトップダウンの強制でしかない

2024.9.5 − Mongabay 今年末までに、パーム油をはじめとする6種類の農産物を原料とする製品を欧州に輸出する企業は、新たに制定された「欧州森林破壊防止規則」(EUDR)に準拠することが義務付けられる。この法律は、輸出業者に対し、その農産物が最近森林伐採された土地で生産されたものではないこと、そのサプライチェーンに人権侵害や環境違反がないことを証明することを求めている。専門家によれば、小規模農家は仲介業者を通じて農作物を販売するため、コンプライアンスを遵守するのは困難である。...