インドネシアの小規模農家にとって、EUの森林伐採規則は脅威であると同時にチャンス

2023年1月4日 − Mongabay 欧州連合(EU)と英国で採用されている新しいパーム油規制は、すでに持続可能性の要件を満たすために苦労をしているインドネシアの個別の小規模農家にさらなる圧力をかける可能性がある、と新しい研究が示唆している。小規模農家の支持者たちは、このような農家が森林破壊ゼロのサプライチェーンに参入し、非持続可能な生産の悪循環を回避するためには、より大きな支援が必要であると述べている。...

HIS=バイオマス子会社を譲渡、パーム油高騰で採算悪化

RIM エイチ・アイ・エスは31日、バイオマス発電子会社のH.I.S.SUPER電力(HSP)を南国殖産系列の九州おひさま発電に譲渡すると発表した。HSPの発電所はパーム油を燃料とするが、ここ最近はパーム油の価格高騰で採算性が悪化。慢性的な赤字体質に陥っており、再建には時間を要するとの判断から譲渡を決めた。譲渡額は非公開。九州おひさま発電は鹿児島県で太陽光発電事業などを手掛けている。 詳しくはこちら...

花王、パーム油代替原料の新興企業に出資

日経新聞 花王は29日、パーム油代替原料の生産・販売を目指す米新興企業に創立メンバーと して出資したと発表した。出資額や企業名は非公表。 同新興企業には、植物由来の素材などを開発する米化学メーカーのジェノマティカ と英ユニリーバも計約170億円出資している。ジェノマティカの技術を活用し、同 新興企業のパーム油代替原料の生産能力拡大などを後押しする。 花王によると、同新興企業が開発する代替原料は、パーム油由来原料に比べて最大 5割の二酸化炭素(CO2)排出量削減を見込めるという。...