2023.7.10 – Mongabay

インドネシア第二のパーム油生産者、アストラ・アグロ・レスタリ社(AAL)からの購入を停止する世界的な消費財ブランドが増えている(ペプシコ、ロレアル、ハーシーなど現在9社)。この動きは、インドネシア最大の環境NGOであるWALHIとFriends of the Earth USが著した2022年の報告書を受けて行われた。

その報告書によると、中部スラウェシ州で活動するAAL社の子会社3社が、6,700ヘクタール以上の土地を違法に占拠し、農園を造成することについて地域コミュニティから事前に同意を得ていなかった。また、環境・人権擁護者を迫害し、廃棄物の処分が不適切なため環境汚染を引き起こしていた。

AAL社はこの問題について独自に調査を開始したが、NGOは、違反の証拠が明白であるため、そのプロセスは不要であると述べている。その代わりに、AAL社は農民やコミュニティに土地を返還することに集中すべきだとNGOは言っている。

原文はこちら(英語)
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