NNA ASIA

省エネや環境対策エンジニアリングを手がけるTESSグループ(大阪市)は、インド
ネシアでパーム由来のバイオマス燃料「EFB(空果房)ペレット」の生産に乗り出す
。スマトラ島北部に年産能力20万トンの工場を建設し、2025年に生産を開始する計
画だ。EFBペレットは、パーム油を搾油する際に副産物として発生する空果房をペ
レット化した固形燃料。
EFBペレットは、日本の再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)でバイ
オマス燃料として認められていないため、日本ではまだ使用事例がないが、TESSグ
ループの関係者は「新しいバイオマス燃料の原料として、EFBペレットの先行きは
明るい」とみる。
「(EFBペレットについては)日本の資源エネルギー庁でも具体的な議論が進めら
れており、新規燃料として認証される日は近い」との見方を示す。
原文はこちら
https://bit.ly/3VElYbT