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昨年、インドネシア最高裁は、世界最大のパーム油企業の一つであ
社の子会社ロンドン・スマトラ社(以下、ロンスマ社)に、解雇し
約3万5000ドル相当の退職金の支払いを命じた。
2020年2月、インドネシアの労働団体OPPK等は、メダン労
労働法に違反しているとして同社に対し6つの訴訟を提起していた
、ロンサム社と口頭での契約により労働に従事していたが、201
書面での臨時日雇い契約に変更となり、その後2018年後半から
て解雇された。
メダン労働裁判所は、ロンサム社が地方労働局に登録することによ
契約を正式なものとすることを怠ったとした。さらに労働者らは月
していたとみなされ、臨時日雇い契約の法的規定に違反していた。
由に、4つの訴訟に関して、原告らは退職金を受け取る権利がある
この判決をあらたな先例として、米国を本拠地とする活動団体RA
アの労働団体、OPPKやパーム油ユニオンのSERBUNDO、
パレンバンとともに不当に解雇された南スマトラ州の200人の労
ンスマ社に対し2つの訴訟を提起している。なお、インドネシアの
は約700万人が働いているが、その7割が企業と正式な契約を交
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3VCU94L