持続可能なパーム油におけるマレーシアとシンガポール企業の低いグレード

WWF(世界自然保護基金)の新しい調査によると、シンガポールとマレーシアで人気のあるブランドのほとんどが調達先を明らかにせず、持続可能なパーム油の利用を求めていない。
今年初め、WWFが地元ベースのフードとレストランチェーン47企業を調査した。27店はシンガポールの企業、残りはマレーシアの企業である。コンタクトを取った47企業のうち16企業が自社で使用しているパーム油の情報を公開していなかった。また情報公開していない企業の半分が持続可能なパーム油の利用を支援する行動を何ら取っていなかった。
“今日認証されたパーム油が100%利用出来ても、多くのマレーシアとシンガポールの企業はまだそれを調達していない”と調査レポートは述べている。

WWFが公開したパーム油バイヤーのスコアカード
Palm Oil Buyers’ Scorecard(PDF)

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Poor grade for Malaysia, Singapore brands in palm oil sustainability: WWF(Mongabay.com、2017/09/22)