【水口教授のESG通信】パーム油発電の誤解 -ESGに対する感度を問う

ノルウェーのNGOレインフォレスト基金が今年5月に報告書『泥炭地のために-パーム油バイオディーゼル消費が気候変動に与える影響の理解』を発表した。パーム油を原料にしたバイオマス発電はカーボンニュートラルの観点から気候変動防止に貢献すると考えられがちだが、化石燃料よりも二酸化炭素を多く排出すると報告書は指摘している。 ESG研究所から高崎大学の水口教授がパーム油の問題、上記報告書の概要と日本の課題について説明したコラムが発表された。 コラムはこちら...

WWFによるパーム油バイヤーのスコアカード

持続可能なパーム油におけるマレーシアとシンガポール企業の低いグレード WWF(世界自然保護基金)の新しい調査によると、シンガポールとマレーシアで人気のあるブランドのほとんどが調達先を明らかにせず、持続可能なパーム油の利用を求めていない。...

パーム油バイオマス発電によるリスク

CO2の排出量を増やさないというカーボンニュートラルの考えのもと、FIT(固定価格買取制度)の対象としてバイオマス発電の認定量が増加している。発電に利用する燃料として間伐材や建築廃材などの木材のだけでなくパーム油の利用にも注目が集まっている。 パーム油は生産過程において森林伐採や先住民の土地権収奪の問題等環境や人権の問題を多く抱えており、泥炭土壌から放出されるCO2排出の要因にもなる。...

EOFによるスマトラ島リアウ州の紙パルプ、パーム油に関するデータベース

インドネシアのスマトラ島リアウ州で活動する3つの環境団体(WWF Indonesia’s Tesso Nilo Programme、Jikalahari、Walhi Riau)が合同で運営しているEyes on the Forest(EOF)がAPP社やAPRIL社の紙パルプ工場、コンセッションエリア、過去30年間における森林減少の推移を地図上で示したものなどを公表している。 新たにパーム油の項目が追加され、リアウ州で違法なパーム油を扱っている搾油工場やスマトラ島の泥炭地の分布図などを見ることが出来る。...