香港上海銀行、森林破壊に加担する企業への融資を中止

2017/03/02 – SUSTAINABLE BRANDS HSBC (香港上海銀行)は1月中旬、森林破壊を招く活動を行う企業への融資を取りやめると発表した。国際環境NGOグリーンピースの助言に基づき、企業への融資方針の見直しを行った。特に、インドネシアにおけるパーム(ヤシ)油・プランテーションの不正拡大を助長する企業の資金源を断つのが狙い。同国で深刻化する森林破壊に歯止めをかけるための一策と、グリーンピースに評価されている 。...

「パーム油の調達と環境配慮に関するアンケート調査」の結果発表

昨年プランテーション・ウォッチではパーム油の調達と環境社会配慮への取り組み状況を把握するため、関連企業を対象に「パーム油の調達と環境社会配慮に関するアンケート調査」を実施しました。 アンケート結果は業界毎に順次公表していく予定ですが、第一弾として今回はお菓子会社をまとめました。下記リンク先からご覧ください。 お菓子会社の結果発表、また詳細はこちらから...

SPOTT評価の更新:パーム油生産会社大手50社評価の最新結果発表

Zoological Society of London(ZSL)によるSPOTT(Sustainable Palm Oil Transparency Toolkit)のパーム油生産会社大手50社の評価の最新結果が10月27日付けで発表されました。このSPOTTの評価は、半年に一度更新されています。 企業評価サイトは、以下にあります。このサイトには翻訳機能もあるので、日本語でも見ることができます。 Companies scorecard and interactive map...

The Guardian:IOIグループがRSPOへの提訴を取り下げ

世界有数のパーム油生産企業で、ユニリーバやネスレにも供給していたIOIグループは、RSPO認証の要求に見合うような是正措置を年内に実施するつもりだという。 IOIグループは、インドネシアでの森林減少防止策を怠っていたとして、持続可能なパーム油のための認証であるRSPO認証を2016年4月に停止されていた。主要な顧客であったユニリーバ、マース、ケロッグ、ネスレなどはその後すぐにIOIからの購入を停止した。そして5月にIOIはRSPO認証停止は不当だと提訴していた。しかし、6月6日IOIは提訴を取り下げると発表した。...

RAN:10社のコーポレートガバナンス・コード報告を調査、サステナビリティ報告の改善を提言

東京 -昨年6月の日本でのコーポレートガバナンス・コード(以下本コード)の導入は、より大きな透明性と監視に向けて日本企業を開放していく手助けをする上で大きな一歩として歓迎された。しかし、レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)が本日発表した新しいレポートでは、本コードは取締役会の独立性などのガバナンス問題に関するいくつかの肯定的な影響を与えているように見える一方で、透明性と、サステナビリティの課題を企業の事業運営に統合していく点での改善については同様の効果があるとはいえない、と述べている。...