ボルネオ島で、パーム油の原料となるアブラヤシの大規模農園(プランテーション)を野生動物の移動経路として再生し、さらにエコツーリズムにも活用する新たな保全モデルが進んでいる。
中心となっているのはボルネオ島で熱帯雨林保護に取り組むNGO「1StopBorneo Wildlife」だ。同団体は荒廃したアブラヤシ農園に着目し、野生動物が行き来できる回廊づくりを開始した。さらに農園内で野生動物を観察するサファリパークも展開し、ツーリズム収益を保全活動へ還元する循環モデルを構築している。
アブラヤシ農園は広大な土地を必要とするため、これまで森林伐採や野生生物の生息地喪失につながるとして問題視されてきた。
その農園が緑の回廊として機能することで、長年分断されていた森林地帯が再びつながり、絶滅危惧種のオランウータンやボルネオゾウが戻り始めているという。
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