2025年10月、モンガベイは、インドネシアの環境保護非営利団体サティヤ・ブミによる衛星画像分析に基づき、エクアトール・スムベル・レゼキ(ESR)社が2025年1月から8月の間に1,376haの森林を皆伐したと報じた。同社は、インドネシアの西カリマンタン州カプアス・フル県にある15,000ヘクタールの油ヤシ農園のコンセッション内で事業を行っている。サティヤ・ブミによれば、ESRは現在までに、同社のコンセッション内で合計3,063ヘクタールの森林を伐採したことになる。
ESRのコンセッションは、2つの国立公園を結ぶ野生生物の回廊の一部と重なり、ボルネオオランウータン(Pongo pygmaeus)の最後の生息地となっている。
モンガベイへの書面による声明の中で、両国立公園の管理当局は、ESRのコンセッション内にオランウータンの生息地が存在し、回廊が生態学的機能を果たしていることを認めたものの、生息地を保護するためにESRの伐採活動を停止または一時停止とする計画については明らかにしなかった。
その代わりに、国立公園当局は、コンセッション外にあるオランウータンの生息地を保護区域に指定し、コンセッション内の生息地は保護価値の高い地域(HCV)として指定することが提案されていると述べた。
サティヤ・ブミは、政府とESRが真にコンセッション内のオランウータンの生息地を保護することに尽力しているのなら、同社はライセンス(コンセッション)区域の一部を再配分、制限、あるいは放棄すべきだと付け加えた。
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2026/03/palm-oil-clearing-advances-in-bornean-orangutan-habitat-despite-red-flags/